結晶塗装
結晶塗装(ちぢみ塗装)とは、通常の表面が滑らかな塗装と違い、ざらざらとした独特のちぢみ模様を形成する特殊な塗装です。塗った直後はツヤがあり表面は滑らかですが、焼付乾燥を行うことで塗膜表面が縮み独特の模様を形成します。
通常のウレタンやアクリル塗料が縮むのは、塗り重ねた塗料のシンナー同士の相性が悪かったなどのトラブルが原因ですが、結晶塗装の場合は焼付によって縮む樹脂を使っているので、加熱すれば必ずちぢみ模様が発生します。結晶塗装の特長はデザインと質感です。
ちぢみ模様の大きさは、塗膜の厚さで決まります。大きめの模様にしたい場合は厚く塗り、細かい模様にしたいときは薄く塗ることで独特のデザイン性を得ることができますが、塗膜が薄いと模様が出にくいので注意が必要です。
加えてシリンダーヘッドカバーに施工した場合、無数の結晶模様によって塗装面の表面積が大きくなることでエンジンの静粛性向上も期待できます。
